【カオリとココロのお話2】ベルガモットの香りー効果と心理状態ー
恋愛の悩みでサロンにこられた彼女が選んだ香りはベルガモットでした。
「ずーっと嗅いでいたい…」
香りでメンタルケア＊アロマップカウンセラーの山本 ともみです。
アロマ心理カウンセラーの目線で見た、 選んだ香りの効果や心地よいと感じた時の心模様など【カオリとココロのお話】シリーズ2回目です。
ベルガモットの香り
紅茶「アールグレイ」の香り付けとして多くの人に知られた馴染みある香りです。
柑橘のさわやかさとフローラルな甘さをあわせ持った香りで、深いリラックスが期待できます。
【暮らしに役立つ作用】としては、
＊消臭作用
＊抗菌作用
＊空気清浄作用 など
ディフューザーを使ってお部屋を香らせたり、匂いの気になる箇所の消臭・抗菌スプレーとして
使用するのもおすすめです。
・ベルガモット精油の主成分であるテルペン類は希釈濃度や使用量によっては皮膚刺激を感じることがあるので、敏感肌の方は注意が必要です。
・光毒性の強い成分（ベルガプテン）を含むため、肌への使用後は紫外線を避けましょう。
※日中に使いたい方は、ベルガプテンを除去した精油がおすすめです。
ベルガプテンフリー（BGF）もしくはフロクマリンフリー（FCF）という名称で販売されています
ベルガモットのカオリに惹かれた彼女のココロ
彼女が選んだベルガモットは
「解放・リラックス」という意味があります。
吐き出せずにいる自分の感情、主に怒りや不安を解き放ってくれます。
自分の感情を相手に伝えるって、
理解してもらえるかな？怒られないかな？
嫌われないかな？などの感情がブレーキかけますよね。
相手のことを考えて、我慢して我慢してどうなるか…
自分に嫌われます。
それは残念すぎます。
まずは、自分に自分の感情を伝えてみましょう。
感じていることを感じたままに認めましょう。
そして、攻撃するのではなく、私はこう感じると素直に相手にも伝えてみたらいいと思います。
「恋愛下手」という彼女。
お話をうかがうと、「彼に嫌われないように」を優先しているとわかります。
理不尽なことをされて腹立たしいのに、自分のあの行動がトラブルのきっかけになったのかもと自分攻め。
彼に対する思いや、彼との会話や出来事でどう感じたのかなど話を聞いていると
「寂しいんや、私」と気づいたようです。
コロナで、今まで夢中になっていたことができなくなったり、外出も後ろめたい。
常に不安が付きまとう。
そんな中、自分を守ってくれる存在が欲しかった。
人とのつながりが切れることを恐れる彼女。
「もういやや」と言いながら、スマホを気にしています。
取り繕う自分としか繋がれない人ではなく、怒りも不安な気持ちも感じたことを伝えられる人となら
きっと楽しい恋愛ができます。
さて、彼はそういう存在なのでしょうか。
答えは、彼女が知っています。
「ベルガモットは、私の味方です！」
考えないでおこうと思っても、ついつい自分攻めが始まると
ベルガモットの香りが
「落ち込まなくていいよ。考えすぎないでね」
と語り掛け、リラックスを促してくれるそうです。
香り立つ紅茶を差し出してくれるようなイメージでしょうか。
後日談ですが
彼とはお別れしたそうです。
彼に素直に気持ちを伝えても、望む方向にはいかなかった。
もう、自分で自分をこじらせることに疲れました。と…
カオリとココロの作用
香りは本能を司る大脳辺縁系に直接働きかけます。
香りの持つ心理作用を読み解くと、自分では気づかない深層心理を知れることから 自己理解やメンタルケアに利用できます。
本当は何を望んでいるのか。どんな気持ちなのか。
香りからのメッセージを元に、等身大の自分と向き合ってみてくださいね。
＊なんだかイライラと落ち着かない方
＊良い状態で毎日を過ごしたい方
＊これ以上頑張りたくない方
香りの持つパワーを知っていただき、うまく活用してみてください。
上手くいかないときは、サポートさせて頂きます！
0コメント